注文住宅の
デザイン料・設計料

いろいろと費用のかかる注文住宅。
デザイン料や設計料についても
知っておかなければなりません。
注文住宅の設計料については、
どこに依頼するかで金額が変わってきます。

たとえば、最近はハウスメーカーへと
注文する方が増えていますね。
ハウスメーカーの場合は
デザインというほどのものはなく、
ほとんど決まった規格の中で
決めてしまうため、
設計料というものは基本的にとられません。

ただ、個々の建て主に合わせて設計料を
割り振ることはあるようです。
たとえば、設計料なんて無駄なものは省け、と
無理を言いそうな顧客には設計料を提示せず総額だけを。
逆に、設計料はどこにあるんですか、と
聞いてきそうな顧客には3%程度を計上するなどです。

どちらにしても総額は変わらないので、
ハウスメーカーに依頼する場合は、
デザイン料のことは考えなくても
問題ないと思います。

では工務店はどうなのかというと、
こちらは工事費の2から5%を
設計料としてとることが多いようです。
単純に工事費が2000万円なら
40万円から100万円をとられる計算。
そこまで高くはありませんね。

最後に設計事務所も見てみましょう。
設計事務所はさすがに
デザインのプロだけあって他よりも設計料が高め。
あくまで相場になりますが
1015%程度を請求することが多いようです。
もちろん、8%程度だったり、
25%程度を請求する設計事務所も存在します。
中には設計料を3%としている方も
存在するようですが、
これはかなり特殊な例でしょう。
ちなみに、海外には
設計料を100%とする事務所もあるようです。

注文住宅のデザイン料や設計料については
以上のようなものになります。
よく高い高いと思われがちな設計事務所も
蓋を開けてみれば1015%程度と
そこまで高くありません。
後悔しない家づくりのためにも
設計事務所に依頼するのは十分にありでしょう。
ただ、ここで紹介した金額については
あくまでも目安であり、
事務所や会社によっては異なる、
ということを覚えておいてください。